ソイミート

病気予防や健康によい食事はソイミート!効果がある5つの理由は?

テーマ
病気予防や健康によい食事
監修
管理栄養士



「食事を改善して病気予防ができる方法が知りたい・・・」と思っている方は多いのではないでしょうか。

実はソイミートには病気を予防する効果があります。実際に、主原料である大豆は、病気になるリスクを下げると研究で分かっています。

この記事では、ソイミートによって防げる病気とその理由を紹介します。記事を読み、将来も健康的に過ごせるようにしましょう。

今人気のソイミートとは?

ソイミートは、畑の肉と呼ばれている大豆を原料に使い、お肉のように加工した食品です。

ブロック・スライス・ミンチタイプなどがあり、用途に応じて使い分けることができます。また、調理も手軽にできるので普段の食事に取り入れやすいです。豊富な栄養と環境に優しいことから、世界中の人々に注目されている食品です。

ソイミートによって防げる病気

脂質異常症

脂質異常症とは、血液中の悪玉コレステロールや中性脂肪が基準値よりも高い状態や、善玉コレステロールの値が低い状態のことです。脂質異常症になると動脈硬化のリスクが高まります。

主な原因は、飽和脂肪酸やコレステロールの過剰摂取をはじめとした、生活習慣の乱れです。近年は食生活の欧米化(脂肪の摂取量が多い食生活)が進み、脂質異常症の人が増えています。

動脈硬化

動脈硬化とは、血管が固くなったり狭まったりしている状態です。

動脈硬化になる理由は、高血圧や血中の悪玉コレステロール・中性脂肪の増加、喫煙などがあります。動脈硬化になると、心筋梗塞や脳卒中のリスクが高まります。

心筋梗塞

心筋梗塞は、動脈硬化が進行して血栓ができ、動脈が完全に塞がれてしまった状態です。

血流が止まって心筋に血液が流れなくなり、強烈な胸の痛みが生じます。発症後に短時間で死に至る可能性があるので、早急に処置をする必要があります。

脳卒中

脳卒中とは、脳の血管が破れたり塞がれたりして、脳の機能に障害を受ける病気です。手足や顔のマヒやしびれ、上手く話せない、激しい頭痛がするなど、生活に支障が出るほどの症状があります。発症後は早急な処置が必要です。

骨粗しょう症

骨粗しょう症とは、骨が弱くなって骨折しやすくなる病気です。

骨粗しょう症は女性に発症しやすく、転倒やくしゃみなど、わずかな衝撃でも骨折してしまいます。骨が弱くなる原因は、加齢や栄養不足、女性ホルモンのエストロゲン分泌量の低下などです。

乳がん

乳がんとは、乳腺にできる悪性腫瘍です。日本人女性の9人に1人が発症すると言われていて、乳がん患者は30代から40代に渡って急増します。主な原因はエストロゲンの過剰や年齢、遺伝、肥満などです。

命に関わる病気なので、乳腺以外の組織に転移するので早期発見・治療が必要です。

痔は肛門の病気の総称で、切れ痔、いぼ痔、痔ろうの3つが主な病気です。症状は排便時の出血や痛み、発熱などがあります。座るだけでも痛みを感じることもあるので、学校や仕事など生活に支障が出る厄介な病気です。

痔は便秘や排便時にいきむことなど、肛門に負担がかかると発症します。

ソイミートが病気予防に良い理由5選

低脂質

ソイミートは油を搾った大豆を使っているので、低脂質です。100gの牛肩ロースの脂質が約37.4gに対してソイミートは約1gです。

脂質異常症は、飽和脂肪酸やコレステロールの摂りすぎが原因のひとつでした。牛や豚などのお肉には、悪玉コレステロールを増やす飽和脂肪酸やコレステロールが多く含まれています。しかし、ソイミートに含まれる飽和脂肪酸は少なく、コレステロールもゼロです。

お肉の代わりにソイミートを食べることで、脂質異常症の原因である飽和脂肪酸やコレステロールの過剰摂取を防げます。

血糖値の乱高下と悪玉コレステロール・中性脂肪の過剰摂取を防ぐ

ソイミートは悪玉コレステロールや中性脂肪の値を下げる効果があります。その要因は、ソイミートに含まれるイソフラボンと食物繊維です。

イソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンに似た働きを持つ成分。身体の機能維持や女性らしい身体づくりに役立ちます。イソフラボンや食物繊維は、血液中の悪玉コレステロールや中性脂肪を減少させる作用があります。また、食物繊維は血糖値の急上昇を抑える効果があります。血糖値が急上昇すると血糖値を下げるインスリンが過剰に分泌され、血糖値が急激に低下。このような血糖値の乱高下は血管を傷つけて、動脈硬化を引き起こします。

このように、ソイミートは血糖値の乱高下や悪玉コレステロール・中性脂肪の摂りすぎを抑制して動脈硬化を防ぎ、心筋梗塞や脳卒中のリスクを下げることができます。

腸整作用がある

ソイミートには便を柔らかくする食物繊維が多く含まれていて、便秘を改善する効果があります。

便秘時は力を入れて踏ん張って便を出そうとするので、肛門周辺に負荷がかかり傷つけてしまいます。この状態が続くと痔になる可能性が高くなります。つまり、食物繊維で便秘を改善すれば、痔を予防することができます。お肉には食物繊維がほとんど含まれていません。お肉の代わりにソイミートを食べることで1日の食物繊維の摂取量は大きく増えます。食物繊維は不足しがちと言われているので積極的に摂取したいですね。

食物繊維を摂れることはソイミートを食べる大きなメリットでしょう。

食べ過ぎや肥満を防げる

食物繊維は食べ過ぎを防ぐこともできます。

まず、食物繊維は咀嚼に時間がかかります。咀嚼が増えると脳の満腹中枢が刺激され、満腹感を感じやすくなり、食べ過ぎを防ぐことができるのです。また、消化がゆっくりで腸にとどまりやすく、腹持ちがよいのでおなかが減りにくいです。

さらに、食物繊維は糖の吸収を緩やかにし、血糖値の急上昇を抑える働きがあります。血糖値の急上昇は、血糖値を抑制する働きを持つインスリンを過剰に分泌し、身体に脂肪をため込んでしまいます。肥満にもつながりますし、インスリンの作用がうまく機能しなくなる可能性もあるので注意が必要です。

食物繊維のないお肉とお米は食べ過ぎて肥満になりやすいですが、食物繊維が豊富なソイミートとお米であれば食べ過ぎず、肥満を防ぐことができるでしょう。

イソフラボンが摂取できる

ソイミートには、エストロゲンに似た成分のイソフラボンが含まれています。

エストロゲンは血管や骨、関節、内臓、筋肉、脳、肌、生殖器官などに影響を与え、女性らしい身体づくりをする女性ホルモンです。代謝を促進や自律神経を整える効果もあります。エストロゲンは加齢によって分泌量が減少し、骨や関節が弱まって骨粗しょう症のリスクが高まります。減少は避けられないので、それを補うようにイソフラボンを摂取することが必要です。また、欧米人に比べアジア人は大豆の摂取量が多いこともあり、イソフラボンは乳がんのリスクを下げる可能性があるとされています。

ただし、イソフラボンの過剰摂取に注意しましょう。イソフラボンの1日あたりの目安量は40㎎から50㎎と言われています。必要以上に摂取するとかえって良くありません。

例えば、普段納豆やみそなどの大豆製品をとっていない方であれば、三食ソイミート料理を食べることは有効です。しかし、毎食大豆製品を食べている方が三食ソイミート料理を食べると、過剰摂取になりかねません。バランスを意識した摂取が大切です。

ソイミートが病気予防によい理由まとめ

 

今回はソイミートが病気予防に効果的な理由を紹介しました。

ソイミートによって防げる病気

ソイミートを食べることで防げる病気は、脂質異常症、動脈硬化、心筋梗塞、脳卒中、骨粗しょう症、乳がん、痔などがあります。

ソイミートが病気予防に効果的な理由

お肉と比べてはるかに低脂質で、脂質異常症を防ぎます。また、食物繊維やイソフラボンで悪玉コレステロールや中性脂肪を低下させ、動脈硬化のリスクを下げます。さらに、食物繊維の腸整作用で便秘を改善して痔を防ぎ、イソフラボンの摂取で骨粗しょう症や乳がんのリスクを下げます。お肉には無い豊富な食物繊維が、食べ過ぎや肥満を防ぎます。

お肉の代わりにソイミートを食べることで、様々な病気のリスクを下げます。普段の食事の中にソイミートを取り入れて、病気を予防していきましょう。


Veganions 編集部

「明日の生活と健康の役に立つ情報を、一人でも多くの人に提供したい」そんな思いで運営しています。ご自身のご知見・ご経験を世の中の役に立たせたいとお考えの仲間を募集しております。

人気Articles

  1. 登録されている記事はございません。