
ソイミートは油を搾った大豆を加熱、加圧、乾燥させて、お肉のように加工された食品です。お肉のような触感と満足感があり、健康志向の方やヴィーガン、ベジタリアンの方に人気があります。栄養豊富で体にやさしいだけでなく、環境問題や食糧不足などを解決できる、地球にもやさしいスーパーフードです。
晩酌のおつまみとしてどのような効果があるのでしょうか。
ソイミートの効果
低カロリー・低脂質で肥満や生活習慣病の予防ができる
ソイミートは加工段階で油を搾られているので、脂質が少なく、カロリーも低いです。
カロリーと脂質量を、牛肩ロースとソイミート(100g)を比較してみましょう。カロリーは、牛肩ロース411kcalで、ソイミート(湯戻し済み)は109kcal。脂質量は、牛肩ロース37.4gで、ソイミートは0.9gです。
1日の脂質の適切量は男性が55~70g、女性が45~55gで、過剰摂取は肥満や生活習慣病になるリスクが高まります。ソイミートをおつまみにすることで、そうしたリスクを下げることができます。
良質なタンパク質が摂取できる
たんぱく質は三大栄養素のひとつで、身体の約20%がたんぱく質で作られています。
1日のたんぱく質の適正量は、男性が60~65gで女性が50gです。不足すると身体の至る所で不調が起き、病気のリスクも高まります。
ソイミートのたんぱく質保有量は100gあたり約15gで、お肉と同じくらいの量があります。さらに原料の大豆はたんぱく質を評価するアミノ酸スコアで最高値の100と、お肉に匹敵する質を誇っています。ヘルシーに良質なたんぱく質を摂取することができます。
食物繊維、イソフラボンで病気予防プラス美容効果
お肉にはあまり含まれていないですが、ソイミートには食物繊維が多く含まれています。
食物繊維は便秘の予防や腸内環境を整える効果があります。また、食べ過ぎの抑制や血糖値の上昇を緩やかにするので、肥満や生活習慣病を予防できます。
機能性成分のイソフラボンは、エストロゲンという女性ホルモンのひとつに似た成分を持ち、美肌の維持やアンチエイジングの効果があります。
さらにコレステロール値を下げる効果があり、動脈硬化を抑制し、脳卒中や心筋梗塞などのリスクを低下させることができます。
足しがちなミネラル、ビタミンを摂取できる
ソイミートには、ビタミンB1、B2、ビタミンK、ビタミンEなどのビタミンが含まれています。特に、大豆はビタミンB群が豊富で、糖質の代謝を助ける働きがあります。
また、鉄分やカリウム、カルシウムなどのミネラルも豊富に含まれています。ミネラルは不足すると貧血や欠乏症、生活習慣病などになりやすくなります。
ビタミン、ミネラルは美容にも良いので、積極的に摂取したい栄養です。
レシチン、サポニンで肝臓の働きを助ける
ソイミートにはレシチンとサポニンという機能性成分があります。
レシチンには肝臓の細胞を活性化させ、肝機能を助ける働きがあります。また、脂肪代謝を促進させるため、脂肪肝の予防が期待できます。
オルニチンはアンモニアの代謝と解毒を促進させ、肝臓の働きを助けます。しじみにも含まれていて、飲酒後の疲労感や二日酔いの軽減に効果があるとされています。
ソイミートには肝臓を助ける栄養が含まれているため、優秀なお酒のおつまみと言えます。