ヴィーガン

ベジタリアン歴1年半の私が気を付けていること

テーマ
ベジタリアンの私が気を付けていること
執筆
ベジタリアン

私がベジタリアンになってから、1年と半年が経ちます。

ベジタリアンとは、一言で言うと「菜食主義者」のこと。同じ「菜食主義」のヴィーガンと違い、完全に菜食ではありません。例えば、私は「オボベジタリアン」といい、菜食に加え卵を食べます。ベジタリアンは、食べる内容物によって呼称が違うのです。最初はそんな知識もなかった新米ベジタリアンの私が、2年目にして日々気を付けていることをご紹介しましょう。

私は何故ベジタリアンになったのか?

ベジタリアンやヴィーガンになる動機には、様々な理由があります。

「健康のため」、「動物愛護」、「環境保護」、私自身もどれも理由に上げることが出来ます。しかし、実際に行動に移すには時間がかかりました。何故ならば、私は大変な「肉好き」で、特に鶏肉と豚肉は毎日食べるほど。

料理も、「とんかつ」、「唐揚げ」、「ハンバーグ」と、肉食を避けることは難しかったのです。特にストレスに晒されている時、こういった食品の「歯ごたえ」が、ストレス解消のためには、かなり重要でした。まるで昔の原住民のアニメのように、スペアリブに噛みつきたい衝動に駆られたり、ハンバーガーを頬張ったり・・・・今思えば肉を食べると言うよりも、その行為に掛るエネルギーに魅力を感じていたのかもしれません。

しかし、あることをきっかけに動物愛護の世界を知ることになります。そこで得た知識から自然と自然保護へ、そして自分の中に自然に沸き起こってきた「自然回帰」の感情。そんな変化の最中に、ある一つの記事を読みました。

「ペットの肉は食べないのに、何故牛や豚や鳥の肉は食べるのか?」

とある雑誌で、代替え肉を開発し販売している若い社長さんの記事でした。

それまでも、ヴィーガンやベジタリアンのことは当然わかっていましたし、海外の有名アーティストや芸術家などにも広がっている動物愛護とヴィーガンの波のことは知っていました。

しかし、前述したように自分の精神的なこと、また「野菜や海藻類だけではエネルギーが足らないのではないか」、「感謝して食べれば動物も報われるだろう。」、そんな風に理由をつけて実行するまでには至りませんでした。そのことに、どこか罪悪感を感じていたのかもしれません。

しかし、時代の流れとともにベジタリアンやヴィーガンの情報が多くなり、「代替え食材」が多く作られ始めたことなどを知ります。もっと知りたくて、色んなサイトを観ている時に先の一言に出会ったのです。

ヴィーガンになるかベジタリアンになるか

知識が無かった時は、「菜食主義者=ベジタリアン」だと思っていました。なので、「ヴィーガン」という言葉を知った時は、少し混乱しました。

「ベジタリアン」は先に記したように、「肉、魚介類、それらが含む食品なども食べない主義の人」。「ベジタリアン」という名前は1840年頃にイギリスで使用され始め、「健全な」あるいは「新鮮な」と言う意味のラテン語“vegetus”だという説と、“vegetable”(野菜)に、人を表す“tarian”の語尾を付けただけという説があります。

ヴィーガンと違って、人によって食材の内容が違うのも特徴です。ざっとご紹介しましょう。

  • 卵や植物性食品を食す:オボベジタリアン
  • 肉・魚介類に加え卵・乳製品なども一切食べない:ピュアベジタリアン
  • 植物性食品・乳製品も食べる:ラクトベジタリアン

また、中には魚も食べる「ぺスコ・ベジタリアン」や、鶏肉を食べる「ポーヨー・ベジタリアン」という人もいますが、こちらは果たしてベジタリアンとして認めるかどうかは難しく、世界的なベジタリアン推進団体である「国際ベジタリアン連合(InternationalVegetarianUnion)」では、この二つのタイプはベジタリアンとしては認めていないとされています。

変わって「ヴィーガン」は「完全菜食主義者」と呼ばれ、1944年、イギリスの菜食主義者ドナルド・ワトソン(DonaldWatson)による造語と言われています。「ピュアベジタリアン」と同じで、肉・魚介類に加え卵・乳製品などを一切食べません。ベジタリアンより、限定的です。

このように二つの菜食主義を比べてみた結果、より私にあった菜食を考えた時、精神的にも、身体的にも、そして私の食生活に対するストレスを軽減する食材としても、「オボベジタリアン」を選びました。今もその食生活は継続しており、結果、大きな満足が得られています。

ベジタリアン歴1年半の私の食生活

ベジタリアン歴2年に満たない私ですが、日々何を食べ、どんなことに気を付けて生活しているのでしょう。

始めた時は、食材を選ぶのに悩みました。当然のことながら人間の身体には必要な栄養素と言うものがあり、健康を保つためにも、野菜だけ食べてもダメなのはご存じのとおりです。なので、取り合えずその栄養素を野菜で代替わり出来るのかを調べました。

私は元々、高血圧でもあったので、菜食生活にはすぐに馴染めました。それまでの私の食生活は以下の通りでした。

先ず主食は玄米ご飯。これは友人が作っている無農薬のものを購入しています。そして、朝は納豆か豆腐で簡単に。夜は玄米と野菜と卵でおじやを作ります。味付けは味噌。そして、食事の後は、口直しに甘いお菓子という感じ。これも和菓子が中心です。

問題はお昼ご飯。

会社勤めをしている関係と、元来料理が好きではないので、毎日外食かコンビニ弁当です。実は、昼食に関しては、休日も外食をしていました。一日一食は外食をする。少し非日常的な時間を持つことがストレス解消だったのです。お昼なら、何を食べても消化するだろうと、ジャンクフードを食べ、量も多かったかと思います。お菓子も沢山食べました。

魚も好きでしたが、特にお肉を食べないとエネルギーが足りないと思い込んでいました。その時は気づきませんでしたが、結局はソースや付け合わせ等もカロリーが多いものになっていたのです。

ベジタリアン生活で私が気を付けていること

ベジタリアンになって、まず体重が減りました。個人差があると思いますが、私の場合、3ヵ月くらいで3~4キロです。これによって、いかに今までカロリーが高い食べ方をしていたのかを知りました。

最初にお伝えしておきますが、肉を止めて野菜ばかりを食べても、良い変化は起こりません。体重も思ったより減らないかもしれません。野菜にもカロリーがありますし、ドレッシングや食べ方も影響します。そういう意味では、一番気を付けていることは「食べ方」であると言えるでしょう。

肉料理が好きだった私が、先ず肉を使わないで食欲を満足させるのに、代替え食材を探しました。満腹感が得られないとストレスがかかります。最近は大豆ミートなど、調理すれば肉と変わらない食品もありますが、私が良く利用するのは「おから」と豆腐。

おからは片栗粉と混ぜて団子状にしたり、ハンバーグにしたりと重宝します。豆腐は中華料理などにも良く使用されますが、焼いても煮ても、そのまま食べても歯ごたえがあり満足感があります。

魚は中々代替えがありません。最近は魚の代替え食品も出てきましたが、やはり生のお魚の変わりは無理でしょう。そいうい意味でも魚料理も大好きだった私は、最初は肉を止めただけで、魚は食していました。

しかし、やはり段々と気持ちが傾いていき、思い切って魚も食べるのをやめたのですが、この代替えは未だに見つかりません。元々毎日魚を食べていたほどではなかったのと、基本が動物愛護であったため、水揚げされる魚を思うと申し訳ない気になり、我慢すると決意しました。今では慣れてしまい、特に食べたいと思いません。

こう言った食生活に慣れてくると、いつの間にか味付けもシンプルになります。考えてみると、あんなにハンバーグやとんかつが好きだったのも、肉そのものよりもは味付けの妙だったのかもしれない、と気づきました。お刺身も、お醤油と食べるから美味しい。それならば、味付けしだいで、菜食料理はもっと楽しく、美味しくなるのでは?

今では基本が塩か味噌で、時々コチュジャンなどのを使うくらいですが、料理のレシピは増えているような気がします。

野菜ばっかり、なんの味付けもしないでバリバリ食べているというイメージがあるかもしれませんが、野菜も緑のもの、根菜類等、沢山の種類と味があります。これらをどうやって調理し、本来の味を楽しむか、これがベジタリアン生活で私が一番気を付けていることであり、楽しみでもあるのです。

やっぱり私にはベジタリアンが合っている

いかがでしたでしょうか?

日本は食に関して、色々と誘惑も多い豊かな国ですが、だからこそ自分のにあった食生活も選べます。体質も重要です。どんなに菜食をしたいと思っても、野菜そのものが身体に合わない人もいるでしょう。アレルギーで豆類を食べることが出来ない人もいます。

一番大切なのは、無理をしないこと。そして、食べることを楽しむことです。そしてもう一つ。ベジタリアンであることは、特別でもなんでもありません。

「動物愛護のために、肉も魚も食べない!」という気持ちは大切ですが、それを周りに強要したり、肉食をする人を責めるのは意味のないことです。個人の意志の問題ですから。私が選んだベジタリアンと言う、食生活が私に一番合っている。

その満足感で毎日美味しく野菜を食べられる。地球に感謝する日々なのです。

Veganions 編集部

「明日の生活と健康の役に立つ情報を、一人でも多くの人に提供したい」そんな思いで運営しています。ご自身のご知見・ご経験を世の中の役に立たせたいとお考えの仲間を募集しております。

人気Articles

  1. 登録されている記事はございません。